NHKの朝ドラ「あんぱん」はご覧になってますか?
“アンパンマン”の作者・やなせたかしさん夫婦をモデルにした連続ドラマですが、
視聴者の評判もなかなかいいようですね。ヒロインの朝田のぶ(今田美桜)が、教師を
目指して通う女学校の校舎、荘重なデザインのゴシック風西洋建築の外観が、とても
素晴らしいと思いませんでしたか?
このロケに使用されたのは、何を隠そう(隠してないか?)筆者の母校でございます。
旧制土浦中学校(現・土浦第一高等学校)の本館、国の重要文化財に指定されています。
明治37年(1904年)竣工、奇跡的に大正12年の関東大震災や昭和20年の太平洋戦争を
くぐり抜け120年、地元茨城の同窓生や関係者の努力で建設当時の姿が今でも立派に
残っています。
設計者は、東京駅や日本銀行本店の設計で有名な明治時代の建築家・辰野金吾の門下生
で茨城県の建築技師”駒杵謹治(こまきねきんじ)という方です。
筆者が勉学と〇〇??に勤しんでいたウン年前は、普通に教室として使っていましたが、
今は展示室や部活動の部室に使用しているようです。原則第2土曜が一般公開日です
が、学校の行事などと重なると変更になることもあるので、事前に確認してから
お出かけください。ネットで「旧制土浦中学校本館」と検索すると、素晴らしい外観の
写真がすぐに出てきますので、まずは写真でお楽しみください。
これまでも、映画「坂の上の雲」や朝ドラ「おひさま」でもロケに使われていますよ。
やっぱりスゴイね!!茨城は!!