醤油醸造ひと筋330年、我が故郷茨城の土浦市にある柴沼醤油醸造㈱は創業が
元禄元年(1688年)、江戸時代から続く伝統あるお醤油屋さん老舗企業です。
先月高校の同窓会があり、高校の2年先輩の当たる同社の取締役会長さんの講話
をお聞きする機会がありました。
現在の醤油製造方法は、温度管理が楽で、大量生産に適したステンレス製の金属
タンクを使用した仕込みと機械化された製造工程が一般的とのことですが、当社
では伝統的な昔ながらの醤油造りに拘り、大手メーカーとの差別化を図っている
とのこと。製造工程の約7割を職人の手作業で行い、昔から受け継いだ蔵や木桶
を使って、昔ながらのお醤油の風味と旨味を守っていると力説されていました。
木桶の寿命は約100~150年とのことですが、現在同社で使っている木桶は、
約150年前と80年前の諸味木桶、計67本。そこに棲みつく昔からの微生物
(発酵菌)が独特のお醤油の旨味・深味を作り出してくれるそうです。
特に木桶仕込みの味わいの深さは海外でも評価され、ワインやウィスキーの産地
でリスペクトされていると言ってました。
徒に生産量や販売の拡大を追わず、伝統的な製法と品質に拘り、独自の地位を守り
維持してく経営姿勢、”やっぱり茨城人”はスゴイよね!!!
人気の商品は、板前仕立ての「紫峰(しほう)」、百年木桶仕込み生醤油「お常陸
(おひたち)」など。
インターネットでも購入できるそうですので、是非一度ご賞味ください。


