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社内ブログ

後生畏るべし PartⅡ

  • 2022.08.08
  • 投稿者:社長

 セリーグ首位を独走する東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が、異次元の活躍を見せています。

 2000年生れの若干22歳、2017年のドラフト1位ですが、実はその年にヤクルトが最初に狙ったのは清宮幸太郎選手でした。複数球団によるクジに敗れて獲得したのが村上選手だったのですが、清宮選手には申し訳ないが、今では球団としてもクジが外れて良かったという心境なのではと思います。

 既に昨年までも素晴らしい成績を積重ねて来ましたが、今年は打撃三冠の内、本塁打と打点は独走、打率も首位と4厘差の3位であり、三冠王も現実味を帯びて来ています。その他長打率や出塁率など打撃8項目でも他を圧倒しており、また打つだけではなく盗塁でもリーグ7位タイに付けています(8月8日現在)。

 先日の阪神戦では追撃・同点・決勝の3連続本塁打を放ち、まるで劇画の世界の様な派手な活躍振りでしたが、勢いに乗った翌日にも更に2連続本塁打を打ち、球界記録をあっさりと更新しました。    その凄みには圧倒されるばかりで、実際に球場で見てみたい本当に貴重な選手の一人であると言って良いでしょう。

 性格的にも明るく、これから長らくチームを牽引する役割が期待できる選手かと思います。

 高卒の球界同期には逸材が多く、上述の清宮選手も今年になってようやく一皮むけてきた感があります。その他にも複数名の期待される選手がいるのですが、私の贔屓チームにいる選手は干されたり、気まぐれな起用でなかなか結果が出せずにおり、昭和の野球しか知らない首脳陣が、早く交代しないかなと心待ちにしている毎日です()

 ヤクルトの現監督はMLBでも活躍し、合理的な思考の持主である高津臣吾氏、主将は走攻守に優れ、人間性も高く評価されている山田哲人選手、そして更にはMLBでも活躍し、チームの精神的支柱でもある青木宣親選手が在籍しており、環境にも恵まれています。

 MLBで活躍する大谷選手やダルビッシュ投手等のみならず、日本球界にも逸材が目白押し、かつて有望選手がMLBに行くと日本球界の人材が枯渇するという誠に内向きの意見が飛び交いましたが、人間の可能性を見くびった視野の狭い見方としか思えませんでした。

 正に「後生畏るべし」、野球ファンの一員として、これから更にあまたの人材が次々と球界に入り、そして世界に羽ばたいていく事を願っています。

 標題は以前のブログにも使用しましたが、色々な分野での若い世代の方たちへの期待と応援を込めて、改めて用いる事とします。

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