今年のお花見はどこに行かれましたか ?
小生の地元茨城県の土浦市には、樹齢100年を超える「ソメイヨシノ」の巨木5本が
校庭のど真ん中にどっしりと鎮座して、地域のシンボルになっている桜の名所があります。
土浦市立真鍋(まなべ)小学校、1877年(明治10年)創立の歴史ある名門小学校ですが、
その校庭の200mトラックの真ん中に、5本のソメイヨシノが並んで植えられており、
今年も満開の桜で地域の人達を楽しませてくれました。・・・何を隠そう小生もそこの卒業生。
土浦市の記録では、1907年(明治40年)の新校舎落成の時に、卒業生たちが校庭の
隅っこに記念植樹したものが、その後の校庭拡張の際もそのままの残され、いつの間にか
校庭のど真ん中に立つことになってしまったそうです。・・・子供の頃、祖父に聞いた話。
自生種でなく園芸種のソメイヨシノは、一般的には寿命は60~80年と言われており、
樹齢ほぼ120年を迎えるこの5本の古木は大変貴重なもので、茨城県の天然記念物に
指定されている貴重な桜の木です。
子供の頃(今からウン十年前???)の記憶では、小学校の入学式の頃いつも満開となり、
新1年生を迎えていたことや、大きな幹の周りで鬼ごっこや、かくれんぼをして遊んだ
ことを思い出します。
その頃の方が、もっと枝ぶりも隆盛で、花もぎっしりと咲いていたような気がします。
さすがに樹齢120年近くなると、樹勢も少しずつ衰えてきているのかもしれません。
日本国内でも1位、2位を競う長寿のソメイヨシノ、小生の茨城自慢の一つです。
是非来年のお花見候補地に加えてください。
公立小学校の敷地内ですが、お花見の時期には校庭を一般開放し、夜間はライトアップ
する予定です(多分来年も?)。