3月初旬の「こびん」さんのブログにもある通り、革靴はある程度の数と手入れによって10年や20年は平気で長持ちいたします。
私の所有している革靴も30年物がありましたが、長男が独立の際に持って行ってしましました。
イギリス人が発明したグットイヤー・ウエルト製法による革靴は、すり減った靴底と踵を交換する事が可能なので、足の甲の部分を纏う革さえ大事にしていれば相当長持ちする事になっています。
イギリスのチャールズ国王の革靴には、甲の部分の履き皺が切れてしまったのか、その部分に当て革を張り付けて履き続けている写真も紹介されています。
こうなってくると、まさに死ぬまで履くことができる一足となるでしょう。
通称「チャールズパッチ」と呼ばれています。
イギリス紳士の物に対する姿勢が如実に表れているとされていますが、一般の人が同じことをやったらただの変わり者か、相当のケチにしか見られないので注意が必要です。
洋服と違って、足のサイズは太っても痩せてもは変わりません。
身に着ける物の中でも、靴と時計は可能な範囲で頑張って投資するに値すると思います。