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社内ブログ

参議院選挙と日本の未来

  • 2025.07.22
  • 投稿者:社長

 日曜日に参議院選挙が行われ、皆様も当日または期限前に投票所へ足を運ばれた事と思います。

 今回与党が議席を大きく減らしたのは事前の予測通りでしたが、同時に野党第一党も議席を伸ばせず、また与野党を問わず組織票を基盤とする党は明確に後退しました。

 代わりに躍進したのが幾つかの新興保守政党です。

 政治的な事ですので、ブログで詳細に立ち入るのは控えますが、これは米欧に見られる傾向とも似通っています。米国は二大政党制ですので、第三極は生まれづらいのですが、代わりに支持を得たのが「従来の感覚からすると」過激な主張を展開すると評価されている、共和党の伝統の中でもやや異端のトランプ政権の誕生です。

 これら一連の事象の推進力としては、リベラル政策からの揺り戻し、或いは旧来型のマスコミではなくネット情報が大きな力を持つ様になったことなど、様々な要素が挙げられますが、大切なことは一般民衆の思いとそれに伴う社会の流れが、如実に選挙の結果として表れて来ているということです。

 我々も社会的な現象の捉え方から身の回りの公私の活動の在り方に至るまで、人々全般の思いが反映されていくこの社会の流れに常に敏感となる事、そして同時に大切なことは、その流れが歴史的な大きなうねりであるのか、或いは一時的な振り子の揺り戻しであるのかを見極めていく事であると思います。

 もし一方向への歴史の大きなうねりであると考えられるのであれば、それに沿った活動の仕方を考えて行かなければいけませんし、反対に振り子の揺り戻しの一過程であるのならば、いつそれがまた反転しうるのかを考えた上で、次の一手を落着いて模索する事が必要となります。

 今後の日本の政治ですが、一言で言うと与野党を問わず、刹那的なポピュリズムに陥るのではなく、社会の未来を考えた施策を是非提議し合って、将来世代の為に、より良い国家の建設を志向して戴きたいと切に願います。

 現在各党が提示している経済政策の殆どは、将来世代の為になるか甚だ疑問に思うところですので、この辺りまで踏み込んだところで、このブログを締め括りたいと考えます。

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