新光産業株式会社

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社内ブログ

奇貨

  • 2026.03.30
  • 投稿者:まっちゃ

「奇貨」は、珍しい品物や掘り出し物、利用すれば大きな利益が得られる滅多にない機会を指します。

宮城谷昌光の小説は随分以前に殆ど読んでいますが、「奇貨居くべし」を再度読み返しました。

商人の家に生まれた主人公呂不韋が、15歳で家を出て諸国を巡り、数々の生命の危機に遭遇しながら、

いろいろな人々のサポートを受け、窮地から抜け出していく物語です。諸国を遍歴して40代後半になり

大商人となった呂不韋は、秦から趙へ人質となっていた王子(十数名のひとり):子楚を偶々見つけました。

一方、呂不韋が17年前に助けた女性は秦王室第一夫人となっていましたが、嫡子を生めなかったことから、

呂不韋の画策により、子楚を嫡子として迎えました。王が急逝し、第一夫人の嫡子、子楚は幸運にも秦の

国王になれた為、その恩義で、呂不韋は丞相(国政を執り行う最高位の官職)にまで昇り詰めました。

そして子楚の息子嬴政(えいせい)はやがて秦の王となり、初の中国統一を成し遂げ、中国史上初の

皇帝:始皇帝に即位します。呂不韋が趙で子楚を見いださなければ、始皇帝の天下統一はなく、

呂不韋あればこその始皇帝だったといえます。

 

この物語は、ビジネスにおける投資の機会、キャリアアップにつながる出会い、あるいは個人的な成長の

チャンスなど、さまざまな場面で当てはまり、生き方、処し方を示してくれます。

表面的価値だけでなく、将来的に大きな利益や成功をもたらす可能性のあるものを見極めること、

評価されていない中に秘められた本質的なポテンシャルを見抜く力の重要性を示してくれ、

こころが晴朗になる、そして元気が出る全5巻の長編小説でした。

 

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