新光産業株式会社

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社内ブログ

アフターコロナ禍

  • 2023.04.04
  • 投稿者:社長

 およそ3年前からコロナ禍が日本列島を覆い、「新しい生活様式」というものが、盛んに喧伝され始めました。この国は国民の日常行動さえも「お上」があれこれと細かく規定し、マスコミはそれをただ垂れ流しするだけなのかと苦笑いする思いで見ていましたが、そもそもは法律でも何でもない中央官僚が作成した作文を、法律と同等に守っていく国民性があってこそ、その実行性は保たれ(良くも悪くも海外では考えづらい思考形態です)、また結果としては、その実態が当時まだ不明であった感染症への初期対応としても、一定程度有用性を示し得たものと考えます。

 その後もマスク着用等についての幾つもの指針や「呼び掛け」が国や自治体から出て来ましたが、いずれも単なる推奨でありながら、それを威圧的に厳守させようとする〇〇警察も登場し、相互監視的なムラ社会の面影を残すこの国の現状にいささか息苦しさも覚えました。

 ここに来て諸外国から見ると相当程度の周回遅れながら、ようやく我が国でもコロナ禍への対応が転機を迎えつつあります。マスク着用は先月半ば過ぎから任意とのお達し(これも法律ではない)が出て、当初は多くが周囲の様子見的な空気でしたが、少しずつ「任意」に着脱する人も増えて来ている様に思います。そして連休明けからはやっと、感染症としての分類も一段軽い段階へと移行します。

 この社会もようやく少しずつ平常化へと進みつつありますが、この間の対策としての公的資金投入は、緊急措置としてやむを得ない部分があったとは言え、相当の無駄遣いも見られ(自分の周囲の肌実感としても強くそれを感じます)、また既に利権化してしまった処も多く、それが分類移行への障害にもなったものと推察します。

 ともあれこの3年余りの期間は誠に息苦しく、人間らしさがかなり失われた時代でもありました。一方ではオンラインでのやり取りが持て囃されて、それで物事の全てが完結するような極論も見受けられましたが、我々の日常活動でこれを活用し完結でき得るものは実際にはごく一部にしか過ぎず、やはり人は人と会ってこそ、よそ行きの状態から身内感覚へと転換がなされて心は繋がり、互いに協力して物事をクリエイトすることができるものと考えます。

 従って、これからまた以前の活動を少しずつでも取戻して行きたいと願ってはいるのですが、人間というものは、肉体的なものと同様に、精神的なものもあまり使わないでいるとなまってしまう様です。ここに来てまた少しずつ会合も増えて来ましたが、人と人が出会って創造性あるやり取りをする事にも、これからある程度はリハビリ期間が必要となるのかもしれません。

 是非、少しずつでもその様な場を取戻し、また人と出会い縁を繋ぐ素晴らしさを、身をもって体験して行きたいと考えています。

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