よく高齢者が、アクセルとブレーキを踏み間違えて交通事故を起こしたというニュースを聞くことが多くなりました。
今の車は、マニアの人以外は殆どがオートマ車なので、この様な事故が起きるのかも知れません。
マニュアル車だと、エンストしている事の方が多いかも知れないからです。
この対策の一環として、2022年から70歳以上の方が、運転免許証の更新をする時に、「高齢者講習」を受けなければならなくなりました。
交通安全を確保するため、運転者の身体機能の低下や認知機能の確認が行われます。この講習を通じて、高齢運転者は自身の運転スキルや
交通ルールの再確認を行い、安全運転の維持を図ります。
高齢者講習は、年齢に応じて異なる内容が提供されます。
・70歳~74歳: 2時間の高齢者講習を受ける必要があります。内容は、動体視力や視野の検査、座学、そして実車による指導です。
・75歳以上: 認知機能検査が義務付けられており、記憶力や判断力が確認されます。認知症の恐れがないと判定された場合、2時間の講習を受け、 免許更新が可能になります。
全ての車に、今は高級車にしか付いていない自動ブレーキ装置が設置されるとこの事故も減るでしょうが、運転者自身が判断し、運転技術に自信が
持てなくなったら運転免許証を返納すべきですが、自家用車以外に交通手段がない方々には難しい問題となります。