今年の夏も暑さとの長い戦いです。屋外ではネッククーラー、携帯扇風機、
空調服などが活用されており、屋内はエアコンが必須となっています。
涼を取るための手段として、扇子を使う人は少なくなっているようですが、
扇子は手軽で扇ぎやすく、コンパクトに収納でき、持ち運びに便利で、
機能性・携帯性共に優れています。
平安時代に生まれ、「末広がり」の形は、未来へ向かって広がっていき
幸せや富の象徴、繁栄などを連想させる縁起物とされています。
私が使っている扇子の絵柄は定番のひとつ、蜻蛉(とんぼ)です。
トンボは害虫を取り除く貴重な益虫で、後退せず前にしか飛ばないので、
くじけずに進む精神を表しており、勝ち虫として好まれています。
長年使用し少し傷んできているので、もう1本購入を検討しています。
どういう絵柄にするか、暑さを癒せる扇子を選んでいるところで、
センスを駆使し清涼感を味わい、夏を乗り切ろうと心掛けています。