カメラ付き携帯が普及し始めた約20年前から
写真をより身近に、簡単に残せるようになったと感じます。
フィルムカメラ時代は、撮影した写真を現像する手間があり、
アルバムにしても、あまり見返すことは少なかったように思います。
しかし、今ではスマートフォンで撮った写真をそのままデータとして保存し、
クラウドやSDカードに移しておくことで、必要なときにすぐに過去の写真を見ることができます。
特に便利だと感じるのは、LINEのようなアプリにある「アルバム機能」です。
イベントごとに写真をまとめておけるため、思い出を手軽に記録できます。
私自身、仲の良い友人グループとのアルバムが10年以上前から残っており、
ふとしたときに見返すと、いろんな思い出が出てきます。
「こんなに痩せてたんだな」「この頃はまだ若くて覇気があったな」と
時の流れを感じつつも、当時の空気感や気持ちがよみがえります。
人の記憶は、残念ながら時間とともに曖昧になっていくものですが、
写真や映像は、その一瞬を鮮明にとどめてくれます。
日々の何気ない一コマも残しておくことも、記憶の振り返りには良いと感じております。