今年は久し振りに梅雨らしい梅雨だなと思っていたのがつい先日でしたが、先週末からは明らかに気候が変わり、夏の到来を肌身で実感しています。
覚悟はしていたのですが、予想通りに早速猛暑の連日であり、これからなが~い夏の日々を如何に体力を維持温存して乗り切っていくのかに、誰もが頭を悩ませていくことになると思います。
なおご承知の方も多いと思いますが~地球の長い歴史の中で現在は氷河期の内(!)にありますが、その期間内での気温が上下するサイクルにおける寒冷な氷期は、約1万2千年前に一旦終了して現在は間氷期にあり(即ち農耕の始まった期と一致します)、そしてまたその中での、より小さなサイクルでの小氷期が約200年前に終わった時代に我々は生きていますので、地球の長い歴史の物差しで見れば、またごく短い期間に小氷期へと戻る可能性があります。
従って別の角度での視点で捉えれば、再び寒冷期に戻る気候循環と人類が化石燃料を燃やし続けることによる温暖化のせめぎ合いの接点がどこに、どの様に着地するかの見極めともなります。
それにしても人間というものは誠に勝手な存在であり、自らのエゴで環境に負荷を与えつつ、一方では「もっと地球に優しい活動をしよう」なんて勝手なスローガンを掲げたり、他方ではそれを否定したりして激しくいがみ合っています。
これは結局、正しい言語表現で表すと「地球に優しい」のではなく、「自分達の生存の為に優しい」のに過ぎず、本当にどこまで独善的なのかと嘆息してしまいます。
さて先日アメリカのAI大手のオープンAIが、全く意図せず自律的に他社のAIシステムにサイバー攻撃を仕掛けてしまい、現在その不具合の原因を調査中との発表がありました。
亡くなったスティ―ブン・ホーキング博士が、かつて「人類は100年以内に滅びるのでは」と予言し、その時には誰もがその要因として核戦争などを思い浮かべたのですが、現時点で、より現実的なのは人類がAIに支配されるというシナリオです。いくら自主規制を掛けたとしても、必ず誰かが或いはどこかの国かが抜け駆けするでしょうからね。
結局は早晩制御不能となって、ターミネーターの世界が現実となる恐怖がすぐそこまで来ている様な予感がします。
つまるところホーキング博士の予言は、「人類は自ら創ったテクノロジーを自分達で制御できなくなり、その為に滅びる」ということだったのかと考えます。
我々は所詮その様な愚かな存在であったのか、人類社会全体がこの自らの運命の分岐点において次世代の為にも、改めて自問自答すべき時に来ているのではないかと考える次第です。


